木造住宅の耐震診断と補強方法のポイント
木造住宅の耐震診断と補強方法は、大地震の発生時に耐えられるか否かの調査と、結果に応じた補強で説明することができます。
一般財団法人日本耐震診断協会では、木造住宅の耐震診断の基本と、その種類について情報提供を行っています。
前者の耐震診断は、震度6から7の地震が発生した場合において、木造住宅が倒壊するかどうかを調べるものです。
また一般診断法と精密診断法の2種類があり、通常は一般診断法でチェックすることが可能です。
一般財団法人日本耐震診断協会が提供する調査は、結果に耐震補強案がついてきますから、木造住宅の耐震診断と補強方法の両方で役立ちます。
耐震補強は文字通り、地震発生時の揺れに耐えられる性能強化を行うもので、倒壊を避けるのが主目的となります。
費用や工期といった条件に合わせて方法が選ばれますが、壁を補強する後打ち壁の増設や、既設の壁をほぼ解体せずに済む外付け鉄骨補強などがあります。
建物の重量低減や、基礎に手を加える免震構造化もあるので、条件に合わせて最適な方法を選ぶことができます。